最近日本でバームクーヘンは人気なんでしょうか?
ユーハイムでは昔から売っていますが、地元のお店ヤタローでも最近、『冶一郎のバームクーヘン』という名でバームクーヘンを売り出したようです。
昨年の夏休みに行ったスペイン国境にあるピレネー山脈では、Gâteau à la broche (ガトー ア ラ ブロッシュ)といって形は違いますが、フランスのバームクーヘンを暖炉で作って売っているところに行ってきました。日記にも書きました。
コチラ
それを見てシェフシェリーはプロ魂に火が付き、
「自分でも作ってみよう!」
ということで、実はフランスのアパートにいるときから、電気のオーブンで試作を繰り返し、
そして今回、日本の私の実家に帰ってくるや、庭にある小さな暖炉?(バーベキューをしたり、お餅の米を薪を使って炊くところ)でお手製のバームクーヘン機を製作し、実際に薪を使ってバームクーヘンを焼きました!!
まず一回目は、竹を使ってバームクーヘンの芯になる部分を作り試作。
側面は違いますが、よく見る円筒状のバームクーヘン。
横でクルクルと手で回し、生地をのせて行き、表面を薪の火の熱で焼いていきます。
表面の生地が焼けたら、また生地をのせ、何層にもしていきます。
ある程度の厚さになったらで表面をしっかり焼き出来上がり!!
表面がぼこぼこした、独特のバームクーヘンです。
そして、第2弾は!!
フランスのバームクーヘンは本来円錐状なんです。
これまた3時間かけてお手製の芯を作ってしまいました!
コレを芯にして、また同じように作っていきます。
だんだん大きくなってきました。
30分から40分掛けてできた完成品は!
なんだかクリスマスツリーのようですね。
断面はちゃんと層になってます。
素朴な、どこか懐かしい味がするという、好評を家族からいただきました。
一般的に売っているバームクーヘンのようにふわふわとはせず、割としっかりとした生地ですが、ついつい食べ過ぎてしまいくせになりそうです。
どちらかというと冷めてからのほうが、しっとりとして、オレンジやレモンのジャムが入っているので爽やかな味が楽しめます。
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